沿革

 
 

 

沿革

 

アデレード日本語補習授業校は、1983年、日本の義務教育年齢にあたる駐在日本人の子女が、国語能力を維持発展し、帰国後速やかに日本での学習環境に適応することができるように、文部科学省の学習指導要領に準じて指導することを目的として設立された。

しかし、短期間滞在の駐在員家族の子女が少数派となった現在では、次第に多数派を占める永住する日本人家族および国際結婚など日本人のバックグラウンドを持つ子女の日本語教育、日本文化の学習機関としての比重が増しつつある。

このような背景のもとで、本校生徒達は、マルチカルチャー(多元文化)社会のオーストラリアにおいて、日本という彼らのヘリテージ(文化継承)に誇りを持ちながら国際感覚に優れた真の国際人となるべく日々の学習に勤しんでいる。

本校は、南オーストリア州法に基づく非営利団体 学校法人として、日本政府、南オーストラリア州政府等の多大な支援、助成を受けながら、子どもたちの学習にとってより良い環境を作る事を目指す保護者、教職員、関係者の尽力によって、維持、運営されている。