学校紹介
アデレード日本語補習授業校 共通指導目標
- 日本人あるいは日本のバックグラウンドを持つ園児・児童・生徒がそれぞれの発達段階に即して、明るく楽しい学校生活が送れるように配慮し学習指導に当たる。
- 当校の活動を通じ、日本での学校生活の一端を園児・児童・生徒に体験させるべく工夫する。
- 日本の伝統行事や芸術を含む文化の伝承を、可能な限り取り入れる。
- 限られた授業を有効に活用すべく、家庭と連携する。
- 日本人であること、日本人のバッククグラウンドに誇りを持ちながら、開かれた国際的感覚、視野の育成を目指す。
- 南オーストラリア州のエスニックスクールボードに所属する民族学校として、オーストラリアの多元文化社会に貢献する事を心掛ける。
コース紹介
コース体系
幼稚部 | ポッサム組(年小) コアラ組(年中) カンガルー組(年長) |
小学部 | 小1~小6 |
中学部 | 中1~中3 |
SACE | Stage 1・Stage 2 |
幼稚部
アデレード日本語補習授業校幼稚部は、日本語、日本文化に親しみ日本語や日本がまず好きになる事、そして補習校小学部での学習に順調に移行出来る準備のための学習を行うことを目的として設置された。
学習においては、それぞれの発達段階において読み聞かせ、ひらがな、カタカナの習得などを取り入れ日本語で話す、聞く、読む、書く、表現する総合的な力の習得と発展を目指している。
また日本の行事や歌などを通して日本文化に触れていくことも目的の一つである。
小学部・中学部
文科省の学習指導要領に準拠し、日本の国語と算数(数学)を各学年毎に指導する。指導要領に基づき発達段階に応じて、学年の教科の基本を確実に指導し、習得させると共に、比較的少人数のクラスの利点を生かして、教員は帰国が前提の日本人、永住日本人、国際結婚の子女など様々に異なる背景をもつ児童、生徒の学習課題を的確に把握し、可能な限りそれぞれの潜在能力を引き出すことを心掛ける。
児童、生徒自身が自ら進んで生涯にわたり興味をもち追求していく日本語の学習力、思考力、表現力の基礎を、補習校での学習を通して体得し成長してゆくことを目指す。
SACE(南オーストラリア州中等教育検定)日本語コース
2020年にSACE日本語コースを開講。
CLSSA(南オーストラリア州コミュニティー言語学校)の支援のもとに SACE(南オーストラリア州中等教育検定)日本語 (Japanese continuers) Stage1, Stage2 を設置し(1年間で20クレジット取得)、補習校出身者、卒業生が高等教育進学のための日本語を継続できる便宜を図る。
入学受付は Year 10 以上で、現在は補習校卒業生のみを対象としている。